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フランス日常ばなし

*フランス日常ばなし*
このページでは、フランスで生活する中で気付いたこと、季節感のある興味深い話題を取り上げご紹介して行きます。

Fete des Gardians アルルの牧童祭(2005.05.04)

 しばらくこのページの更新が滞っており、スミマセンでした。
そのお詫びとしまして、毎年5月1日に行われる、アルルのFete des Gardians~牧童祭について詳細にレポートいたします!!
アルレジエンヌ(アルルの女)は噂どおり大変美しく、いまだ興奮が冷めないくらいです。 今年は3年に一度行われる、アルルの女王選出の年で、いっそう盛り上がっていました。

一日の始まりは、リス大通りの午前9時。プロヴァンスの伝統的で個性ある美しい民族衣装に身を包んだアルルの女性たちが、この通り目指して集まってきます。カマルグからは、白い馬を引き連れたガルディアン(牧童)たちが。このお祭りの主役は彼らです。5月1日は、すずらんの日でもあることから、ガルディアンの胸ポケットや、アルレジエンヌの片手には、すずらんのブーケが目立ちました。

アルレジエンヌたちは、お互いビズ(頬へのキス)で挨拶を交わし、そんな光景に観光客は釘付けになって、夢中でカメラのシャッターを切る。この日の朝は一時、霧が立ち込めていっそう幻想的な雰囲気だったんですよ~。

9時半近くになると、ガルディアンの馬にアルレジエンヌが得意のアマゾン乗りで加わって、街中を行進。市庁舎前を通り、ゴッホの絵(「夜のカフェテラス)」で有名なカフェのあるフォーラム広場へと向かいます。そこで短い儀式を終えてから円形闘技場前にあるマジョール教会へ。10時半にプロヴァンス語でミサが行われます。マジョール教会でのミサには一般人は参加できないということで、ほとんどの人たちは12時に行われるアルルの女王選出の場となる市庁舎前広場へ移動。

今年選ばれる女王は、19代目(1930年からの歴史があります)。選出の一週間前に7人の候補者が決まり、この7人の女性たちは衣装をまとって、当日7:30に市庁舎へと足を運びます。発表の12時までに、7人の審査員による投票が行われ、大勢の観客が集まった広場に面した市庁舎のバルコニーで、"LES DEMOISELLES D'HONNEUR(名誉ある女性たち)"と呼ばれる女王に選ばれなかった女性6人の名前がアルファベット順で読み上げられ、紹介されて行きます。最後に呼ばれた人がアルルの女王というわけです。

アルルの女王が決まる瞬間、選考委員長がプロヴァンス語で「Pople d'Arle,veici ta reino!」と叫び、女王の名前が告げられます。第19代女王となったのは、オレンジのコスチュームが印象的だったナタリー・シェーさん。


アルルの女王になるためには以下の条件が必要とされるそうです。

- 18~24才であること
- アルル、またはアルル地方の生まれであること
- アルル、またはアルル地方在住であること
- 独身であり、また女王就任中も独身でいることを約束できること
- アルルの伝統的なヘアスタイル、民族衣装の着付けを完璧に習得していること
- アルルの歴史、建築、モニュメントや文学、プロヴァンス語、アルル地方のしきたり、民族衣装について
高い教養を身に付けていること
- 就任期間は3年であり、更新不可であること




アルルの女 ○ スナップ特集
カメラを向けた私に気付き、 微笑んでくれました
個性的な色あわせが目を引きます

繊細なレースに、ベロアのリボン

アルレジエンヌ&ガルディアン
日傘を差したアルレジエンヌ
どこからみても、うっとりする美しさ
プチサイズのアルレジエンヌ
マジョール教会へと向かう一行

そして16時半から、円形闘技場で一大イベントが行われました。この模様については近日、またアップいたします!

ムスティエサントマリー(2004.12.05)

  ムスティエ陶器で名が知られている村、ムスティエサントマリー。気軽に出かけてみたものの、ここまでの道のりは本当に長~い!しかもくねくねうねった道が延々と続き、車酔いモードでした。でも、そんな思いをしてまで来る価値が十分あるところです。今までコートダジュールからプロヴァンス地方までかなりの街を訪問してきましたが、ここはどこか異質な世界が広がっています。

まず向かったのは、岩山の上にあるラ・シャペル・ノートルダム・ドゥ・ボーヴォワール(La Chapelle Notre-Dame de Beauvoir)。急でボコボコしたすべりやすい石畳を一歩一歩気をつけて上がっていくと、シャペルの両側にある2つの岩山の間の空に、黄金の星が浮かんでいるのに気づきました。私は初めて聞く話だったのですが、このシャペルには、シュヴァリエ(騎士)の奇跡が起こったという伝説があって、中世に十字軍とイスラム軍の戦いに出た一人のシュヴァリエが、敵であるサラセン人の捕虜となった時、「無事故郷に帰ることができたなら、あなたに星を捧げます」と願をかけ、この願いが奇跡的に叶ったことから神への誓いどおりにシャペルの頭上に星を献上したそうです。
この星は、両側にある2つの岩山から鎖で固定されています。ラ・シャペル・ノートルダム・ドゥ・ボーヴォワールは、敬虔な信者にとっては、大変意味深い礼拝堂であり、遠方からも信者が参拝にやって来るとのこと。シャペルへ向かう道には、「十字架の道」を表現したオブジェがあちこちにあって、その意味深さが伝わってきます。ムスティエ村=陶器の村としか頭になかった私には、この村の宗教色の濃さは驚きの一つでした。ムスティエ村の最初の住人も、レランスの修道士たちだったそうです。

岩山のふもとに広がるムスティエ村は、滝あり小川あり・心地よい水音に溢れています。小川に面したカフェ・レストランもあり、思い出深いディナーやティータイムを楽しめそう。陶器のお店があちこちあるものの、想像していたアトリエ兼ショップといった感じではなく、ただ売っているだけのお店しか目に付きませんでしたが、現在19のムスティエ陶器のアトリエが活動しているそうです。ヴァロリスと同じくその地の特産品に合わせて、通りの名前が書いてあるプレートまでもがムスティエ陶器。

ムスティエ村は、17~18世紀に世界中からムスティエ陶器の高い評価を受け、ヨーロッパ各国の有力者にも愛用されるほどその名が知れ渡りましたが、 19世紀に入ると他国の磁器やイギリス陶器に押され、1874年にはすべての工房の釜の火が消えていきました。 しかし、1927年にマルセル・プロヴァンスにより、ムスティエ陶器は再び息を吹き返し、今日に至っているそうです。

頂上にあるシャペルと星
(星、なんとか見えますか?)
シャペルへ向かう道の途中、遠方に青緑色のサントクロワ湖が見えます
ムスティエ村前景。村の教会屋根にはハトがびっしりで不気味だった

こんな陶器のお店があちこちにあります

水源豊かな村

通り名の書かれたプレート。これもムスティエ陶器で、村のシンボルの星も忘れずアピール。


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メルカントゥール国立公園(2004.08.20)

 前出の「カランク」の回で予告していました、メルカントゥール国立公園内の山へトレッキングに行って参りました!
一言にメルカントゥール国立公園といっても、この範囲はとぉ~っても広いんですが、その広さ68,500ヘクタール!お決まりの比較をすると、東京ドームの14,574個分(比較対象小さすぎ?(^-^; )。ヴェルドン渓谷―ベヴェラ渓谷間約680キロにわたって広がっています。今回行ってきたのは、イタリア国境に限りなく近いCasterinoという町から出発し、Fontanalbeと呼ばれる区域を周るコース。
本当はVallee des Merveilles と呼ばれる場所に行きたかったんだけど・・・。まず名前を聞くと行かずにはいられない(訳すと『素晴らしき驚異の渓谷』)。また、訪れた人がそこの景色を絶賛していたこと、青銅器時代の古人が石壁に刻んだ壁画も見れるというので惹きつけられたのです。ですが、この渓谷まで行くには、登山のための準備をしっかり整え、山小屋もしくはテントで一泊しない限り辿りつくのが難しいほどの距離と難度があります。久しぶりのトレッキングだし、まずは中級コースを選んでVallee des Merveilles へは次回チャレンジとなったわけです。

冬は出発地点のCasterinoでさえ深い深い雪に覆われ、ラケットと呼ばれる雪靴がないと、とても前に進むことができません。5月下旬に一度来たときもこの深い雪に負け、挫折しました。それで雪が溶け切る7月の半ばまで待ったのです。運がよければ野生のマルモット、アーミン、りっぱな角を持った山羊に遭遇することも。私は山羊を見かけましたが、マルモットには会えず。巣なら見つけたんですけどね~(悲)。
Fontanalbeまでのコースは、中級とはいえかなりハードでした。石や岩がゴロつく、足元が不安定な道が延々と続くので、結構足が疲れるのです。ラストスパートのLac Vert(緑の湖)への坂道は、心臓破りとも言える。。。(大汗)。 Lac Vertに到着!となった時に雨が降り始め、写真がちょっとガスっています。あわてて山小屋へ逃げ込み、軽食を取ってから早めに切り上げることになりました。山の天気って本当に変わりやすい。やっぱり雨合羽は必需品ですね。天候のせいで目的地でのんびりとは行きませんでしたが、往復7時間完踏!です。美味しい空気をたくさん吸った後の心地よい疲労。いい汗かきました。

メルカントゥール国立公園
滝
限りなく普段着に近い?おじさまたちもトレッキング
迫力のある滝
ところどころにピンクの絨毯
Lac Vert de Fontanalbe
refuge
野生の山羊

これが終点Lac Vert(緑の湖)。標高2,200mまで登らないと見れない景色ですよ~。

休憩した山小屋。たくさんのランドナー(ハイカー)憩いの場所

5月に見た野生の山羊

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カランク(2004.07.14)
カランク今日はフランス独立記念日・パリ祭で祝日です。シャンゼリゼでの軍事パレードが終わり、今テレビでは毎年恒例、エリゼ宮でシラク大統領へのインタビューが放送されています。発送作業もなく余裕のある今日は、レストランで夕食をとった後、海辺に上がる花火を見て、映画でも見て帰ろうと思っています。本格的なバカンスシーズンに突入したからには、少し夏らしい話題を。

先月、マルセイユ近辺を訪れたときに撮った写真をご紹介。本番のプロヴァンスはやはり違います!ニースでセミなんてまず鳴いていないのですが、ま~この辺りは暑さを増幅させるセミの鳴き声がすごいのです。青々とした平地の続く色彩豊かなプロヴァンス風景にまたも魅了されてしまいました。

マルセイユのそばに、カランクで有名なラ・シオタ、カシスという町があります。カランクとは地中海の岩で囲まれた入り江のことを言うのですが、昨年ここでバカンスを過ごした友人の話を聞いて、一度はここで泳いで見たい!と思い、高速で3時間半かけプロヴァンス風景てわざわざ来たわけです。カランクの白い岩肌、青い海と空、遠くに見える切り立った岩山がなす風景は素晴らしいものでした。ところが外はじりじり肌が焼けるように暑いのに、水の中は冷た~い!基礎体温が高いと思われる西洋人でさえ、「氷水のよう!」と叫んでいて、ほとんどの人が海辺でまったりモード・・・・。昨年のような猛暑が懸念されていたフランスですが、猛暑どころかこの夏、どうも天候が不安定なんです。数日前には雷雨だったし、先週泳ぎに行った時にも風が強くてまたも海の水が冷たいし・・・。7月も半ばになろうとしているのに、海水浴を満足に楽しめていないのです。

この夏、メルカントゥール国立公園内の山々をハイキングする予定を立てているので、今後その模様もご報告するつもりです。 また、南フランスの夏をお届けしますね~!


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夏至の日の音楽祭(2004.06.30)
フェット・デュ・ラ・ミュージック6月21日、夏至の日。一年で一番日の長いこの日は、フランス各地で大々的な音楽祭"fete de la musique"が開かれます。このフェットの始まりは1982年で、今ではフランスからヨーロッパ、そして世界中へと広がり、定着しているようです。

首都のパリでは、トロカデロ広場・シャイヨー宮前に、特設会場が設置され、大物アーティストたちが音楽の競演。その模様はFRANCE2で生放送されます。ライトアップされたエッフェル塔と噴水をバックに、舞台を取り囲む大勢の観客たちは踊り騒ぐ・・・。とにかくものすごいひとだかりです。

ニースでは、メインの会場はやはりマセナ広場。歩行者天国区域や旧市街、海沿いのプロムナード・デザングレにも、プロアマ問わず、複数の小グループがあらゆるジャンルの音楽を、気のままに演奏して楽しんでいます。一番多いのはテクノ系でしたね。 右の写真は、旧市街にある裁判所前広場の様子。一体、みなさんどこからやってきたの??というくらい、人、人、人!!で埋め尽くされています。

夜の10時過ぎに騒音を立てると、容赦なく警察を呼ばれてしまうこの国でも、夏至の日は深夜過ぎても音楽が絶えることがありません。うちの近所では1時半過ぎまで心地よい音楽が流れていました。
さらに来月7月には、ニースのシミエ地区で行われるジャズフェスティバル(2004.7.21~2004.7.28)、ジュアンレパンのフェスティバル(2004.7.10~2004.7.20)と音楽関係のイベントが目白押し!夏の楽しみはまだまだこれからです!!

○ Fete de la Musique 公式ページ https://fetedelamusique.culture.gouv.fr/

○ ジュアンレパンジャズフェスティバル公式ページ https://www.jazzajuan.com/


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5月1日はすずらんで(2004.05.03)
すずらん5月1日はメーデー。1886年にアメリカの労働者たちが、8時間労働制請求運動を行ったことがきっかけとなり、国際的な労働者の日となりました。フランスでは、1947年から5月1日が祝祭日&有給休暇となっており、法律ですべてのお店が休業するよう義務付けられています。

この日、フランスにいる方は、街のあちこちですずらん(フランス語でMUGUET=ミュゲ)が売られているのを見ることができるでしょう。
フランスでは、幸福のシンボルであるすずらんをプレゼントする習慣があるのです。森へすずらん探しにでかける人、遠方の友人や家族に、すずらんのメッセージカードを贈る人もいます。

私もすずらんの花一輪をいただきました。こんなに小さいのに、とっても良い香りを放っています。

ヴィル・フランシュ・シュール・メールのお祭り(2004.03.05)

アップするのがすっかり遅くなってしまい、旬な話題ではありませんが、今回はニースのお隣にある小さな港町、ヴィル・フランシュ・シュール・メールのお祭り「Combat Naval Fleuri」へ行った時のご報告です。
この日2月23日は、風がものすごく強くて天候は厳しかったのですが、風にも負けず、寒さにも負けず、沢山の人が集まり賑やかなお祭りとなりました。
趣向を凝らしたユニークなオプジェと花で飾られた舟々が、ミモザと赤いカーネーションを投げ合って花合戦。私が見学したのは、ずいぶん後方だったため、お花をゲットすることはできませんでしたが、投げられる花にはカーネーションのブーケまで!色彩と音楽に溢れた素敵なお祭りだっただけに、快晴で海の青がもっと鮮やかだったら・・と残念でなりませんでした。

今年は悪天候が続いたのと、タイミングが合わず、結局ニースのカーニバルには参加できず仕舞い。
昨年のパレードの写真ならたくさんあるんだけどなぁ・・・(T_T)
地元のカーニバルに全く触れないのも寂しいので、最後の写真にカーニバルの王様を載せておきました(笑)
2004年は、Roi de la Clonerie「クローンの王様」。で、下方にカプセル入り・王様のクローンたちが入っているわけです。

ヴィル・フランシュ・シュール・メール
花とオブジェで華やかに彩られた舟々
観衆へ花を投げるおじさん
カーニバル恒例・スプレー攻撃に遭った人々
::おまけ:: 2004年ニース・カーニバルの王様

ミモザ祭り(2004.02.17)

2月に入って、 春を告げるお祭りが目白押し!まずは、地元ニースのカーニバルよりも先に、モンドリュー・ナプールのミモザ祭りに行ってきました。ここのお祭りは初体験だったのですが、こじんまりとしていながらも、伝統を感じる温かみのあるお祭りでした。プロヴァンスの民族衣装にミモザの花車。パレードには、サンレモやピサからやってきたイタリア人グループも加わって賑やかでしたよ~。花車の種類は決して多いとは言えないけれど、一連のパレードは観客の前を3周もしてくれたし、花車から観客へ投げられるミモザの量が多く、獲得率が高いのが嬉しい。私もミモザの「ブーケ」を持ち帰ることができました。
それでは早速、会場の模様を写真でご紹介しましょう。

ミモザ祭り プロヴァンス民族衣装 プロバンス民族衣装
花車の運転手 花自転車 ミモザ自転車
マント肩にミモザ刺繍 ミモザ飛行機 ミモザ傘

さて、次はどこのお祭りに行こうかな・・・♪

Saint-Valentin サン・ヴァランタン(2004.02.08)

バレンタインデー周知のとおり、2月14日はバレンタインデー。フランス語読みだと、 サン・ヴァランタンです。フランスでも同じく恋人たちの日ですが、日本とちょっと違うのは、女性が男性へ一方的にチョコレートをプレゼントするのではなく、恋人同士がチョコレートに限らず、贈り物をし合う日なのです。かつては、男性が女性にプレゼントをしていたらしいのですが。そんなわけで、女性用の下着を売る店などにも、バレンタインの広告があったりするんですね~。
バレンタインの歴史をたどると、古代ローマ時代にまで話がさかのぼるというから驚きです。

先日、とっても素敵なチョコレートにめぐり合えたので、ご紹介します♪流線状の模様が入ったフェールの赤い箱に、一粒一粒選りすぐったチョコレートを詰めてもらって、箱の上からビロードのような質感のコサージュ&リボン。さらに、オーガンジーの袋まで付けてくれました。この美しいパッケージにうっとり。日本行きのプレゼントなので、せめて写真を残そうと撮影しちゃいました(笑)
購入したお店は、Puyricard。プロヴァンスで有名なショコラティエで、職人さんの手で作られた、保存料を一切使用しないピュアな味がご自慢。

春の足音(2004.01.25)
ミモザ
南フランスではミモザが咲き始めました。マルシェやお花屋さんもミモザで華やかに彩られ、なんとなくウキウキしてしまうこの頃。日も少しづつ長くなってきたし、近づく春を感じます。もう1ヶ月足らずでニースのカーニバルなんですよね(2004.2.13~25)。プロムナード・デザングレでは、もう客席の設置が始められており、準備は着々と進んでいる様子。中央郵便局にもカーニバルのハリボテ人形が飾られていました。

ニースのカーニバルほどは知られていませんが、カンヌ近くにあるMandelieu-La Napouleという街では、la fete du Mimosaというミモザ祭りが催されます。今年は2月6日~15日が開催期間。詳細は以下のアドレスへ。プログラムも見ることができます。 https://www.ot-mandelieu.fr/

この街は、capitale du mimosaという副題が付くように、ミモザがご自慢なんです。近くにforet de mimosa(ミモザの森)があって、春ともなると、一面ミモザが咲き乱れ、それはそれは綺麗です。赤褐色の岩山が印象的なエステレルの絶景ポイントと共に足を運びたい場所。ミモザのイエロー、空と海のブルー、赤褐色の断崖と色彩に溢れている素敵なところです。

グラースとボルム・レ・ミモザ間には、「La route du mimosa(ミモザ街道)」と呼ばれるところがあって、主にポイントとなる8つの街があります。モンドゥリュー ラ・ナプールもこのポイントのうちの一つ。次のアドレスに詳しい情報があります。地図が掲載されているので、位置が掴めやすいですよ。
https://routedumimosa.com/fr/

ミモザのシーズンである2月には、Mandelieu-La Napouleだけでなく、この街道上のいくつかの街でもミモザ祭りが開かれます。 例えば、

イベント名
開催地
開催期間
Sainte Maxime
(サント・マキシム)
2004年1月31日~2月1日
Bormes les Mimosas
ボルム・レ・ミモザ
2004年2月22日

などです。どのサイトにも写真があるので、様子がバッチリ分かります♪
ミモザ好きな私としては、今年こそミモザ祭りに行きたい!その時はこのページでレポートしますね。

冬のSOLDES!(2004.01.09)
フランスバーゲン模様 ニースでは1月7日からソルド(バーゲン)が始まりました。「フランスでは」でなく、「ニースでは」と書いたのは、ソルド開始日が地方によって違うから。ソルドについては細かく法で定められており、開催期間も各シーズン最大6週間と定められています。開始日は、各地方知事が業者との討議の後、決定します。そんなわけで地方によって開催日に違いがあり、他店より一足お先に安売りしちゃおう~ということも許されないんですね。

いつもトップを切ってソルドを始めるのは、やはりファッションの中心地パリ。気合いの入ったデパートやブティックでは、開始日の深夜0時から店を開け、夜通し客を受け入れる。地方都市のニースはだいたいパリの数日遅れでソルドが始まることが多く、ニュースでパリのソルドの熱狂ぶりを見ながら我慢、我慢の数日を過ごすことになるのです。しかしこの冬は、なぜかパリと同日。ソルドの開始日が早まる年は不景気・・・などとよく言われるので、そういうことなんでしょうか?

私は初日に出かけてきたんですが、予定外のものまで買い込んですっかり散財してしまいました(T_T)。ソルド開催中は、なるべく街を歩かないようにしないと。誘惑が多すぎる・・・・

1月6日はレピファニー(2004.01.06)

 日本でも数年前からオシャレなパン屋さんなどで見かけるようになったガレット・デ・ロワ(Galette des Rois=王様のお菓子)。このアーモンドクリームの詰まった美味しいパイ菓子は、フランスで1月6日のレピファニー(L'Epiphanie)」と呼ばれるキリスト教の祝日を祝って食べるものです。レピファニーは、御公現、主顕節とも言われ、東方の3王(博士)=Gaspard, Melchior et Balthazar の来訪により、キリスト教が神の子として公に現れた事を記念する日です。レピファニーという言葉の語源は、ギリシャ語のepiphainoで、「出現する」という意味を持っているのだとか。

ガレット・デ・ロワの主流は、前に書きましたようにアーモンドクリームの入ったパイなのですが、実は地方によって形や材料に違いがあるのです。プロヴァンス地方の伝統的なガレット・デ・ロワは、クーロンヌ(ドーナツ型)のブリオッシュケーキ。その表面は砂糖でコーティングしてあってつややか。さらにフルーツの砂糖漬けがトッピングされています。(甘そ~!!

ガレッド・デ・ロワには必ず紙製(だけどちゃんとゴールド)の王冠が付いてきて、この王冠はパイを切り分けた時に、生地の中に一つだけ潜んでいる「フェーヴ(feve)」と呼ばれる陶製の人形に当たった人の頭上に輝きます。つまり王様(または王女)になれるわけです。このフェーヴとは空豆のことで、昔は言葉通り本物の空豆を入れていたそうですが、最近のフェーヴは人物系、動物系、小物系と本当に形は様々。例えば我が家の昨年のフェーヴは傘を持ったムッシュー、今年はエスカルゴでした。食べる喜びもあるけれど、どんなフェーヴが出てくるのかも大きな関心の一つ。毎年コレクションしている人もいるようですよ。
昨日まではガレッド・デ・ロワを写真に撮ろうと思っていたのに、日にちが変わるとすっかり忘れていて、もう食べちゃいました(T_T) ごめんなさ~い!ちなみに今年は「王女」にはなれませんでした(悲)

フランスの年末年始(2004.01.03)

追記 : ヤドリギを飾っているお宅を発見!写真を掲載します。(2004.1.14)

 ヤドリギ
新年明けましておめでとうございます。世紀越えから4度目のお正月だなんて、本当に早いものです。今年もフランスでの年明けを物足りなく感じながら、日本の情緒あるお正月を恋しんでいます。何度かフランスで年越しをして感じたことですが、こちらは年が明けてしまえば得にこれといった行事もなく、年越しカウントダウンで大いに盛りあがると言った感じ。クリスマスは家族で、年越しは恋人・友人とわいわいというのがフランス流。日本と全く逆ですよね。

深夜0:00を迎えると、周囲の人たちと「Bonne Annee!!(ボナネー!!)」と言い合い、ビズ(頬へのキス)をしながら新年を祝います。あちこちで花火や爆竹、車のクラクションなどけたたまし音が鳴り響く瞬間です。最近はフランスでも携帯電話の普及率が高いので、これに電話の呼び出し音が加わりました(笑)
そして親しい人たちと、新年の願いを打ち明けながら、その願いが叶うようお互い願をかけあうんですね~。なかなか微笑ましい光景です。
ニース屋外では、やはり海沿いのプロムナード・デザングレが賑やか。シャンパンを持ち寄って、海辺で乾杯する人が多く、芳しいシャンパンの匂いが充満しています。
飲んで笑って食べて踊って。明け方まで続くソワレが終わる頃には、もうクタクタ。多くの人がこんな感じなので、元旦って怖いくらいに静かなんです。おかげで今年も昼過ぎまで熟睡できました~。

おせち料理に相当するような料理はありませんが、年賀状はあるんです。こちらではcarte de voeuxと呼ばれるグリーティングカード。直訳すると「願いのカード」。Meilleurs voeuxというのが挨拶の決まり文句です。クリスマスカードと一緒のような扱いなので、クリスマスっぽいデザインのものが多いんですよね。毎年不思議に思うのですが、フランスってクリスマスが過ぎても、年を越してもテレビで流れるコマーシャルにまだサンタが出るし、クリスマスイルミネーションもずいぶん先まで取り払われないのです。みんな少しでも長くクリスマス気分に浸っていたいのでしょうかねぇ?

一応、ガリア人の時代から言い伝えられている、新年の伝統的なしきたりというのはあるらしいのです。
それは年明けである1月1日深夜0:00に、ドアの上に飾ったgui(ヤドリギ)の枝下でキスをし合うと幸福が訪れる・・・といったものなのですが、このお飾り、私は実際に見たことがない・・・。忘れられつつある習慣なのか、地方によって多少違いがあるのかな? ヤドリギは、幸福と長寿のシンボルで、ガリア人の時代では聖なる木であり、あらゆる悪事から身を守ってくれる、魔よけの意味合いを持っていたのだとか。

通常、1月2日には日常生活、すなわち仕事始めになってしまうフランスのお正月ですが、今年は週末の配置が良く、1月1日の元旦、1月3、4日の週末の間の平日金曜日をポン(pont=「橋」の意)にして休暇を取り、連休にしている人が多いようです。このポンと呼ばれる連休の取り方は労働者にとっては喜びの一つなのですが、残念ながら2004年は祝日が週末にかかることが多く、ポンできる可能性が低いのだそうな。これ、ニュースでやっていたんですけど、新年早々もうバカンスの話?っていうのが笑えますよね。

LA POSTE フランス郵便局(2003.12.27)

オ・バルコン・デュ・ミディの商品発送窓口となるフランス郵便局ラ・ポスト。
一体どんな感じでどんなサービスを行っているのでしょうか?
フランス郵便局郵便局のマークは、イエロー地にブルーの文字。シンボルマークは封筒が鳥のように飛んでいるようなイメージ。
関係ないけど、パリの郊外線、RERの車内もこんな色の組み合わせですよね。
フランスの郵便局&梱包材はどこかかわいらしさがあって、私は旅行へ行く度に郵便局で小包用の黄色いボックスを買っては持ち帰っていました。日本の雑貨屋さんでも時々見かけたこのボックスは、もう売られていないのですが。今あるのは、PRET-A-POSTER(プレタポステ=「発送準備OK」の意)と呼ばれる送料込みの梱包材で、POSTEXPORT(国際小包用)というボックスなどがあります。これは仕向先のゾーン、重量によっていくつかタイプがあります(プリオリテ便扱い)。 送料が含まれているので、重量を考えて使わないと損をします。前みたく気軽に買える梱包材を扱って欲しい・・

書籍用封筒 2キロボックス
コリシモ
書籍用の送料込み封筒。どこかプロヴァンス風?

アメリカ、アジア、オセアニア行きPostexport・2キロボックス

ボトル用Colissimo(コリシモ)
ワインの発送はコレで。保険付きで安心。


郵便関連グッズは、パリの郵便博物館(LE MUSEE DE LA POSTE)併設のブティックで、いろいろなものが買えるんです。場所はモンパルナスタワー近くの15区。私がここを訪れた時は惜しくも改装中の時期で、博物館には入れなかったのですが、ブティックで郵便ポストの形をした貯金箱、配達車のミニチュア、ボールペン、キーホルダーなどなどいろいろ買い込みました。おみやげにもイケます♪切手収集家にもたまらないブティックのようです。

切手と言えば、毎年毎シーズン、イベントごとに魅力的なデザイン切手を打ち出すラ・ポスト。
街角の小さな郵便局だと売っている種類はだいぶ限られてしまいますが、中央郵便局へ行くと、額入りで豊富な種類の切手たちが紹介されています。ポスターで有名なレイモンド・サヴィニャックデザインの切手もあり、思わず買いそうになりました(笑)
こちらでは2003年クリスマス、年末年始向けのコレクションをご紹介。
小鳥がヒイラギの葉をくわえているデザイン(0.50ユーロ)。かわいいでしょ?もちろん今年はこの切手を貼って日本の家族、友人にクリスマスカードを送りました♪他にはクリスマスカードと切手付き封筒セットや、Livre des timbres なる切手本まであるんです。バレンタインにはハート型の切手、サッカーワールドカップの時期には、サッカーボールの形をしたユニークな切手も出ていました。 また社会貢献の意味を持つ切手も。特定の切手を買うと、そこから得られる収入の一部を赤十字に寄付するといった類のものまであります。

2003年切手
2003年クリスマス
2003年Joyeuses Fetes "Meilleurs Voeux"
左はカルネと呼ばれる10枚綴りの切手シート表紙
サヴィニャックの切手。う、牛と踊ってる!
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もっと知りたい!プロヴァンスプリント

プロヴァンスプリントの歴史

プロヴァンスプリントのルーツはインド更紗で、これに自然をモチーフとした南フランス的なエッセンスが加わり、 「プロヴァンス文様」なる独自のプリント生地が生まれました。
インド更紗の基本的な技術が生まれたのが2千年以上も前ということですから、時にプロヴァンスプリントの起源もこの頃だと言われます。
昔ながらの製法を今日も守りながら製品を作っている歴史あるブランドでは(
Vardrome,Les Indiennes de Nimesなど)、 このインド更紗の影響を良く見ることができます。
色の組み合わせやペイズリー柄などから、どこかオリエンタルな要素を感じるのです。
私たちの目に良く止まるオリーブやひまわり、ミモザ、セミ柄などのプロヴァンスプリントは「ネオスタイル」と呼ばれるようです。

15世紀のインド航路の発見以来、ヨーロッパでは東洋貿易が盛んとなり、インドに上陸したポルトガル商人によって、インド更紗がヨーロッパに伝来します。
16世紀、インド更紗はヨーロッパで珍重されて主要な国際商品となり、17世紀に入ると西欧諸国が設立した東インド会社によって、 ヨーロッパ人好みのトワルパント(捺染綿布)が現地生産され、本国へ送り出されるようになりました。
この色彩豊かで軽やかな、衣装にだけでなくインテリア装飾にも適した生地は、あっという間に人々を魅了し、モード現象ともなりました。
そして本国でインド更紗の模倣が試行され、独自のプリント生地が生み出されて行ったのです。

フランスでは、マルセイユで初の捺染綿布会社が創設され、プリント生地製造に必要な木版彫刻技術を所有していることから、トランプ製造業の職人が雇われました。
捺染綿布産業はプロヴァンス地方からフランス各地へ広がり、トワルパント(捺染綿布)は爆発的な人気となりましたが、王室の保護下にあったフランス国内の絹・毛織物産業を圧迫するという理由で、絹・毛織物業者から弾圧を受け、ついには1696年、インド更紗の輸入と国内生産を禁止する法令が出されてしまいます。
にもかかわらず密輸入までもが横行し、トワルパントの需要はさらに拡大していきました。

この動きを制圧しきれなくなった政府は1759年、禁令を廃止。それからフランス全土に捺染綿布工房(手工捺染工房)が増大。18~19世紀は、高品質で高級なトワルパントの工場制手工業が合理化された時期でもありました。
この代表的な大手製造工場に、
Jean-Rodolphe WetterによるJean-Rodolphe Wetter et Cie(南仏オランジュ)、とChristophe-Philippe Oberkamf(パリ郊外ジュイ・アン・ジョザス)があります。
質の良いプリント生地の生産には澄んだ大量の水が必要なのだそうで、いずれもこの条件を満たす立地に工場が建てられています。
トワルパントは飛躍的な発展を遂げますが、産業革命後、機械生産による安価な綿布が大量に生産されるようになり、多くの手染め工房が経営難に陥り、姿を消していきました。

その後、ソレイヤード社(ソレイアード社)の復興(シャルル・ドメリーがソレイヤード社の前身である叔父から譲り受けた工房を1938年、ソレイヤード社として創設)や他ブランドの設立などで、プロヴァンスプリントの歴史は再び刻まれ続けています。

参考文献Les Tissus de Provence
 
プロヴァンスプリントの歴史をさらに知るために訪れたい博物館

ガイドブックにも載っていないような博物館もありますが、プロヴァンスプリント、またはプロヴァンスの文化に興味のある方はご旅行の際に足を運んでみられてはいかがでしょうか?

◆トワルドジュイ博物館< Musee de la Toile de Jouy> ジュイ・アン・ジョザス
adresse ; 54 rue Charles de Gaulle 78350 JOUY EN JOSAS

上記にあるChristophe-Philippe Oberkamfと関係の深い美術館のようです

◆オランジュ市立博物館<Musee Municipal d'Orange> オランジュ
adresse ; 1 rue Madeleine Roch 84100 Orange

◆アルタラン博物館< Museon Arlaten en Arle> アルル
adresse ; 29 rue Republique 13200 ARLES

◆プロヴァンス映画博物館< Musee du Cinema Provencal> マルセイユ
adresse ; 64 rue Joliette 13002 Marseille

◆ソレイヤード博物館< Musee Charles-Demery> タラスコン
adresse ; 39 rue Proudhon 13150 TARASCON

ニース周辺だと規模は小さいですが、 香水メーカーとして知られるフラゴナール社の

プロヴァンス民族衣装・宝石博物館< Musee Provencal du Costume et Bijou > グラース
adresse ; 2rue Jean Ossola - GRASSE

があり、18~19世紀の民族衣装やアクセサリーを見ることができます。入場無料なのが嬉しい♪

ニースってこんなとこ

このページではニースの見所や日常風景をお伝えしていこうと思います
ニースと言えば、紺碧の海に青い空。まずは海辺の風景です。
ニースの海岸
プロムナードデザングレ

海岸道りの「プロムナード・デザングレ」。高級ホテルのプライベートビーチが並んでいます。
海辺では海水浴を楽しむ人や日焼けに専念する人、遊歩道では海に向けてイスを並べ、読書やおしゃべりを楽しむ人、スポーツで汗を流す人など過ごし方は様々です。

 
ネグレスコホテル
天使の湾

海岸道りで一際目を引くネグレスコホテル

「天使の湾」と言われるニースの入り江。このカットはガイドブックでよく目にしますよね。この写真を撮りたい方は高台にある展望台&シャトー公園へ向かいましょう☆

 
展望台への階段

高台へはエレベータか、延々と続く階段を登って。キツいけど、 やっぱり景色の良い階段がオススメです。

ほとんど形の残っていない城跡。道しるべにはただ「chateau(城」としか書いていないので、多くの人はここを目の前にして初めて城跡と知るみたいです。ある外国人観光客の方々は、「ここじゃなくて城は他の場所にあるんじゃない?」と疑っていました(笑)

 
ニースの港
滝

シャトー公園から見下ろした港

滝まであるんです!

 
旧市街
サレヤ広場
ニース花市
マルシェの立つサレヤ広場
広場に面して沢山のカフェ、レストランが並んでいます

果物・野菜市と同じく毎週火~日曜日に立つ花市

  
プロバンスのスパイス
ソッカ

香辛料を売るお店。ここでもプロヴァンスプリントが大活躍です

ニース名物「ソッカ」を売る屋台
豪快なテレザおばさんが焼いてくれます

  
ニース旧市街
プロバンスのボレ

典型的な旧市街の小道
こんな風に家がみっしり隣接して建てられているのは、影を作って暑さをしのぐためだとか

ボレと呼ばれる南仏特有の日除け扉がずらり

シミエ地区
シミエ修道院イタリア式庭園
シミエ修道院庭園

シミエ修道院のイタリア式庭園。春には蔓バラが満開で、心地良い香りと雰囲気に包まれます。この庭園はコートダジュールで一番古く、1546年から変わらずの姿を見せてくれているそうです。見晴らしがよく、遠方には地中海と城跡公園も見えます。

公園の一番奥にはヒミツの場所が隠れています。一段降りるとさらにこんなかわいらしい噴水のある公園が。私が大好きな場所です♪

シミエ
マティス美術館

トロンプ・ルイユ(だまし絵)が施されたマティス美術館
美術館前にはオリーブ林が広がっています

シミエの5月祭り
毎年5月に開催されるお祭りで見かけた
民族衣装をまとった若いカップル

こちらも5月祭りの模様。オリーブの木の下で、伝統的な楽器を奏でる音楽隊です。

以上簡単ですが、写真を交えてのご紹介でした。今後も少しづつ写真を追加する予定です。

鷲の巣村探訪

このお店の名前「Au Balcon du Midi」 の由来ともなった、ニース周辺の代表的な鷲の巣村を厳選写真でご紹介します。
?鷲の巣村とは?
急斜面の岩山頂上に民家がぎっしり密集して建てられている村で、切り立った崖に鷲が巣を作っている様子に例え、鷲の巣村と呼ばれています。 ニースの山岳地帯へ車を走らせると、あちこちにこの姿を見ることができます。コートダジュールには100以上の鷲の巣村が存在するのだとか。
元は敵の侵入、攻撃から守るために相手から見えない場所に村を作ったのが始まり。村内の迷路のように入り組んだ細い道、村を取り囲む城壁が、かつて要塞村だったことを感じさせます。
Tourrettes sur Loup
トゥレット・シュール・ルー

ヴァンスから西へ数十分ほど車を走らせたところに、こじんまりとした、とっても魅力的なこの村があります。ここはスミレ栽培が有名で、3月のスミレ祭りは、観光バスが乗りつけるほどの人気。シーズンには、すみれ畑の見学案内をしてくれる栽培農家もあります。

トゥレット・シュル・ルー
スミレ栽培の村
プロヴァンス風の家
眺めが最高!曇っていたのが残念です・・・
石造りの家の壁に這うツタ
プロヴァンス風の小さな家
 
Eze エズ
近年、観光客に大人気の村です。村内には四ツ星のシャトーホテルが2軒もあるせいか、どこか洗練された雰囲気の漂う場所。夜はライトアップされた光の中に浮きあがる厳かな姿も見ることができます。
熱帯庭園からの眺め
エズの小道
アトリエ
あまりにも有名なエズの絶景ポイント
頂上にある熱帯庭園からは地中海を一望できます
切り立つ岩山をバックに、こんな細い石畳の道が延々と頂上へと伸びています
村内にはアーティストが構えるアトリエがあちこちに
 Gourdon グルドン
標高760mにある「フランスで最も美しい村」の一つとして登録されている村。くねくね曲がった急な坂道をひたすら登って行くので車酔い注意(笑)ですが、ここからの眺めは圧巻!遠方にニースのコートダジュール空港まで見ることができます。
鷲の巣
グルドングルドン近くの滝
絶景レストラン「nid d'aigle(鷲の巣)」
鷲の巣村だからこの名前なんでしょうけどちょっとネーミングが安易?

この村付近はパラグライダー、ハングライダーの飛行区域となっており、上を見上げると空中散歩を楽しむ人でいっぱい。

グルドンへ向かう途中にはこんなダイナミックな滝が!バイカーたちの憩いの場になっています。
 
Biot ビオット
気泡の入った涼しげなビオットガラスのガラス工芸で名高い村。陶器の産地としても有名です。他の村に比べて庶民的な雰囲気のあるところで、村の奥にはあちこちに中世の趣きが残っている。
ビオット鷲の巣村全景
ガラス工場
ガラス職人
オリーブの木が並ぶ丘の麓から見たビオットの鷲の巣村
ビオットで一番大きいガラス工場
ガラスを拭く人のマークが目印です。(看板左)
ガラス細工の工程も無料で見学可能
Vence ヴァンス
サンポール・ド・ヴァンスからさらに北上したところにある街。ここの見所といえば、やはりマティスの手によるロザリオ礼拝堂ですね。青い空とヴァンスの南仏らしい街並みをバックに佇む白い礼拝堂。絵になる光景です。
ヴァンスの鷲の巣村
プロヴァンス風景
ロザリオ礼拝堂
ロザリオ礼拝堂へ向かう途中にある橋の上から見たヴァンスの街全景。青々とした緑の中に戀?????最????????、ひょっこり見えています。ロザリオ礼拝堂。写っている大きな窓は、ステンドグラス。残念ながら内部の撮影は禁止なのです・・・(涙)ここが入り口。入るとすぐに地階への階段が続いており、降りたところで料金を払い、礼拝堂へと入ります。ちゃんとガイドさんが内部案内してくれるのが嬉しい。
St-Paul de Vence
サンポール・ド・ヴァンス
遠方からの眺めがはっと目をひく美しさ。周囲の緑に白い街並みがとても良く映えているのです。この辺りはプロヴァンス度200%。城壁沿いの小道にはオレンジの木が並び、遠くには海が見渡せます。のんびり散策を楽しみたい場所。見ごたえのある村です。村の南側には墓地があり、マルク・シャガールが眠っています。
サンポール
石畳の道
 
緑と白のコントラストが綺麗な村の全景
絵になる夕日を浴びた石畳の道
 
Haut de Cagnes
オ・ド・カーニュ
カーニュ・シュル・メールにある鷲の巣村で、ルノワールの家のある丘、「レ・コレット」と共に訪れたい場所。小さな村ですが、静かで素朴なのが魅力。高台にはシャトーがあり、近代美術館が入っています。
カーニュ鷲の巣
  
ルノワールの家の庭先から見たオ・ド・カーニュ
  

南仏料理レシピ集

プロヴァンスグッズが揃ったら、食べるものもプロヴァンスしましょ!
簡単にできるものから肩肘張って作るおもてなし料理まで。
日本でも用意できる食材を使った南仏料理レシピを選んでみました。


プロヴァンス料理に挑戦して、当店で購入したアイテムと一緒に食卓を飾ってみたい・・という嬉しいお声をいただいて実現したものです。家でも決まり切った料理しかしないので、私の南仏料理レパートリーは多いとは言えないのですが、今後勉強して行きながら、さらに更新していけるようがんばります(^^ゞ

A LA CARTE ~お品書~
*鱈のブランダーベニエ 《BEIGNETS DE BRANDADE DE MORUE
* いわしのファルシ 《 SARDINES FARCIES
* サラダニソワーズ・ニース風サラダ 《SALADE NICOISE
* ラタトゥイユ 《RATATOUILLE
* いかのプロヴァンス風 《SEICHES A LA PROVENCALE
* なすとトマトコンフィのクネル 《PAPETONS D'AUBERGINES ET TOMATES CONFITES
:::: ソース系 ::::
* アイオリ 《AIOLI
* ルイユ 《ROUILLE
* BEIGNETS DE BRANDADE DE MORUE*鱈のブランダードベニエ
ベニエとは衣揚げ、ブランダードとはニースの名物料理で塩ダラのすり身ににんにく、オリーブオイルなどを加えて、ペシャメルソースで煮た料理のことです。
本来は塩ダラを使いますが、塩抜きの工程がめんどうなので普通のタラを使い、多めの塩で味付けする方法を取りました。
材料 4人分
タラ 450g
バージンエキストラオリーブオイル 300ml
牛乳 100ml
にんにくのみじん切り 2片
サワークリーム 大さじ2~3
粗びき黒こしょう 少々
ナツメグ 適量
揚げ油 適量
ルイユ(レシピはこちら。赤唐辛子のきいたアイオリソースです)
レモン

(衣生地)
小麦粉 300g
ビール 500ml
ベーキングパウダー 8g
全卵 1個
卵白 3個分
オリーブオイル 大さじ2
塩ひとつまみ
<調理手順>
 揚げ衣を用意します。
小麦粉、塩をボウルに入れ、中央をくぼませて堀を作ります。その堀の中にベーキングパウダーを混ぜ入れ、鍋で37度くらいに温めておいたビールを注ぎ、さらにオリーブオイル、軽く混ぜた全卵を加えます。なめらかな生地になるように、周囲の小麦粉を少しづつ加え、一つにまとめていきます。生地が温かい状態で、2,3時間休ませて下さい。
 ルイユを準備し、冷やしておきます。
鍋にタラを入れ、タラ全体が被るくらいの分量の水に浸し、軽く沸騰させます。15分ほどことこと煮込んだ後、タラの水分を切り、ボウルの中で細かくほぐします。塩で濃い目に味付けし、にんにくを加えてかき混ぜます。オリーブオイル、牛乳をそれぞれ沸騰させずに温め、たらに少しずつ加えていきます。さらにサワークリームを加え、こしょう、ナツメグを入れたら、作っておいた揚げ衣用の生地を混ぜ合わせます。出来あがった生地を揚げる直前に卵白を固めに泡立て、泡を潰さないようにさっくり混ぜ込みます。
  揚げ油を熱し、大きめのスプーンでだんご状に生地をすくいだし、きつね色になるまで揚げていきます。16~20個くらいできるはずです。
 油を切ってお皿に盛り、ルイユとレモンを添えてできあがり。
 
*SARDINES FARCIES * いわしのファルシ
ファルシと言えば、中身をくりぬいたトマトに挽き肉を詰めたトマト・ファルシが有名ですが、今回はいわしを使って。詰め物はほうれん草なのでヘルシーです。
材料 4人分
ほうれんそう 1kg(葉脈の少ない柔らかいほうれん草を選びましょう)
オリーブオイル 大さじ2
玉ねぎ 1コ(細かくみじん切り)
小麦粉 大さじ1
牛乳 大さじ3(なまぬるくしたもの)
ナツメグ 小さじ2分の1
にんにく 2片(細かくみじん切り)
こぶりのいわし 24匹(うろこを取り、頭、内臓を取り出す)
パン粉 55g
粗びき塩・こしょう 適量
<調理手順>
 あくを抜くため、ほうれんそうを塩茹でします。茹であがったら水で冷ましてからザルに上げ、キッチンペーパーなどでしっかり水気をとってからみじん切りに。

 オーブンを230度で予熱し、オーブンプレートにたっぷりオリーブオイル(分量外)をぬります。鍋にオリーブオイル(大さじ2)を温め、弱火で玉ねぎをしんなりとするまで良く炒めます。 小麦粉とほうれんそうを加え、さらに2分ほど弱火で炒めます。牛乳をそそぎ、ナツメグを加え、塩、こしょう。混ぜながら弱火で2,3分ほど火にかけたらにんにくを加え、火からおろします。

 いわしを洗って水を切り、頭、内臓を取ってから、2枚にひらきます。骨も取ってくださいね。内部に塩をふり、大きめのスプーンを2つ使って、12匹の開いたいわしに、先ほど作ったほうれんそうの詰め物をのせていきます。残りの12匹の開いたイワシを詰め物をのせたイワシにフタをするように、頭としっぽがたがいちがいになるようのせていきます。これで、12個のイワシの”サンドイッチ”ができたはず。この”サンドイッチ”をオーブンプレートに乗せ、オリーブオイル(分量外)、パン粉をふりかけます。230度のオーブンで10分焼いたら出来あがり。
 
* SALADE NICOISE *サラダニソワーズ・ニース風サラダ
家庭によって、具は多少違ってくるようです。ツナが入るようになったのは今日のことで、これはかつてツナが高価なものだったからだそう。さらにラディッシュを加えてもグー。
材料 4人分
いんげん豆(筋をとったもの) 100g
にんにく 1片 (2つに割る)
オリーブオイル 大さじ4
バジルの葉 4~6枚 (みじん切り)
レタス 適量
ほぐしたツナ 200g
ピーマン 1個(皮を剥いて千切り)
熟れたトマト 4~6個(くし切り)
ゆでたまご 2~3個
黒オリーブ 85g
アンチョビー 12枚(千切り)
粗びき塩、こしょう 適量
<調理手順>
 インゲン豆の歯ざわりを残すために、茹でずに蒸し器で5分蒸す。蒸しあがったら水で冷やし、水を切る。盛りつけ皿に、にんにくをすりつける。

 ドレッシングを作る。オリーブオイル、バジル、塩、コショウをまぜ合わせる。

 レタスをドレッシング半量とあえて、お皿に敷くように盛りつける。お皿の中央にツナを、その周囲にいんげんとピーマンを盛りつける。さらにトマトと卵を彩り良く添える。最後にアンチョビーとオリーブをトッピング。残ったドレッシングをかけたら、できたてをすぐに召しあがりましょう!
 
*RATATOUILLE*ラタトゥイユ
南仏料理の定番ですね。野菜たっぷりのヘルシーな一皿です。温めても、冷たくしても美味。
材料 4人分
オリーブオイル 200ml
スライスした玉ねぎ 225g
にんにく(つぶしたもの) 2片
湯むきトマト(中の種を取って荒くこま切れにしたもの) 225g
ブーケガルニ 1束(ローリエの葉1枚、タイム1本、セロリの軸1本)
白ワイン 250ml
なす 350g(2.5cm角に切ったもの)
ズッキーニ 225g(2.5cm角に切ったもの)
赤ピーマン 225g(皮をむいて、ざく切り)
ミント、またはバジルの葉 5枚(みじん切り)
粗びき塩、こしょう 適量
<調理手順>
 オリーブオイル大さじ4を鍋の中で温め、玉ねぎをしんなりするまで炒める。にんにく、トマト、ブーケガルニ、白ワインの半量を加え、30~40分、フタをせずにとろ火で煮ます。

 新たに取り出した鍋に、残りのオリーブオイルを温め、なす、ズッキーニ、赤ピーマンを加えます。時々掻き混ぜながら、弱火で必要に応じ油を加えながら、野菜が柔らかくなるまで炒めます。 先ほど別鍋で作っておいた、たまねぎ、トマト等のすべての野菜と一緒にしたら、残り半量の白ワインを加え、沸騰させ、塩、こしょう。ふたをして、とろ火で45~60分、蒸し煮します。

 ブーケガルニを取り出し、ラタトゥイユをお皿に盛ります。ミント、またはバジルの葉をふりかければできあがりです。
 
* SEICHES A LA PROVENCALE*いかのプロヴァンス風
伝統的なプロヴァンス庶民の味。簡単にできる料理です。
材料 4人分
やりいか、またはコウイカ 1kg
オリーブオイル 100ml
玉ねぎ 1コ(みじん切り)
湯むきトマト 3コ(中の種を取り、みじん切り)
白ワイン 350ml
沸騰させたお湯 350ml
ブーケガルニ 一束(ローリエの葉1枚、タイム1本、セロリの軸1本)
にんにく 2片(みじん切り)
パセリ 適量(みじん切り)
粗びき塩、黒コショウ 適量
<調理手順>
 流水で、いかを丁寧に洗って水気をふきとり、胴体は2cm厚さのリング状に、ゲソは2、3cmの長さに切ります。

 鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎを飴色になるまでいためます。いかとトマトを加えてよく混ぜたら軽く沸騰させ、
白ワインと沸騰させたお湯を注ぎ、塩、こしょうします。

 ブーケガルニを加え、 イカが柔らかくなるよう、フタをしてとろ火でじっくり2時間煮込みます。
できあがったら、にんにく、パセリをふりかけて召しあがれ!
 
* PAPETONS D'AUBERGINES ET TOMATES CONFITES*なすとトマトコンフィのクネル
おしゃれで少し手の込んだ一皿。地域によって家庭によって、様々なバージョンがあるそうですが、
トマトは絶対にかかせないのだそうです。
材料 4人分
なす 3コ
オリーブオイル 大さじ5
湯むきトマト 6コ
バター 15g
玉ねぎ大 1コ(みじん切り)
にんにく 2片(みじん切り)
タイムの葉 大さじ2
生クリーム 大さじ2
赤ワインビネガー 大さじ1
粗びき塩、黒こしょう 適量
シブレット、西洋パセリなど 適量(飾り用)
<調理手順>
 オーブンを150度に予熱。なすをタテ2つに割り、皮が下になるようオーブンプレートに並べます。なすにオリーブオイルを塗り付け(分量外)、オーブンで30分焼く。この間、トマト3つを4個のくし切りにし、内部の種を取っておきます。 オイルを塗った別のオーブンプレートにトマトを並べます。

 残り3つのトマトを細かく刻み、とっておく。
大きな鍋にバターをとかし、オリーブオイル大さじ1を加えます。火を弱め、焦がさないように玉ねぎ、にんにくをいためます。

 なすをオーブンから取りだし、オーブンの温度を220度に上げ、オーブンプレートに用意していたトマトを軽く温めておきます。
なすの中身をくりぬき、取り出したなすの身を細かく刻む。このなすとタイムを、炒めた玉ねぎに加えて塩、こしょう。
さらに刻んでおいたトマトを加え、生クリーム、塩コショウで味を整える。とろ火で5分、時々掻き混ぜながら煮ていきましょう。

 できあがったものを、スープ用のスプーン2本を使って、トマトのくし切りを形作ったものを12個作る。中央が山になるように成形します。このなすのクネル(つみれ)3つを、今度は三つ葉の形になるよう均等にお皿に並べ、クネルとクネルの間にオーブンで軽く温めておいたトマトのくし切りを飾ります。 トマトはフォークで軽く抑えて、花びらのように成形します。
 ヴィネグレットソースを作る。オリーブオイル大さじ3~4、赤ワインビネガー、塩、こしょうを合わせるだけ。
トマトとクネルにこのソースをかけて、最後にシブレットまたは西洋パセリを飾ってできあがり。
 
プロヴァンスの代表的なソース*
*AIOLI*アイオリ
プロヴァンスのシンボル的ソース。伝統的なレシピでは、一人につき2片のにんにくが使われるのだとか。
ルイユと同じく、魚、野菜料理と共に供されます。
材料 4人分<調理手順>
にんにく 8片
パンの白身 1枚分
マスタード(ディジョン産が最適) 小さじ1
バージンエキストラオリーブオイル 200ml
ビネガー 大さじ1
卵黄(新鮮なもの) 2個
ひまわり油、 またはピーナツオイル 200ml
粗引き塩、こしょう 適量
すりばちで細かくにんにくをすりつぶし、パンの白身、マスタード、塩こしょうを加えてさらに擦り混ぜる。
大さじ1のオリーブオイル、ビネガー、卵黄を加え、混ぜ続けてください。残りのオリーブオイルとひまわり油、またはピーナツオイルを少しずつ加えながら、マヨネーズを作る要領で乳化させていきます。
塩、こしょうで味を調整したら出来あがり。 そのまま食卓へ。保存する際は、フタをして冷蔵します。
 
*ROUILLE*ルイユ
ルイユは典型的なプロヴァンスのソースで、魚、野菜料理と共に供されます。カイエンペッパーとサフランの辛味がポイント。ブイヤベースと共に作られることが多いそうです。
材料 4人分<調理手順>
にんにく 4片
パンの白身 1枚分
ゆでてたじゃがいも 小1個
カイエンペッパー 小さじ1
サフラン 小さじ2分の1
バージンエキストラオリーブオイル 100ml
卵黄(新鮮なもの) 1個
ひまわり油、またはピーナツオイル 100ml
粗引き塩、こしょう 適量
すりばちで細かくにんにくをすりつぶしパンの白身、ゆでたじゃがいも、カイエンペッパー、サフランを擦り混ぜながら加えていきます。

オリーブオイル大さじ1、卵黄を加えながら、さらに擦り混ぜる。残りのオリーブオイルとひまわり油、またはピーナツオイルを少しずつ加えながら、マヨネーズを作る要領で乳化させていきます。
塩、こしょうで味を調整したら出来あがり。 そのまま食卓へ。保存する際は、フタをして冷蔵します。

書籍紹介 : 笑顔になれる美味しいプロヴァンス

笑顔になれる美味しいプロヴァンス*当店のお客様が本を出版されます*
プロヴァンス好きの方、必見です!

笑顔になれる美味しいプロヴァンス」 ¥1,600+税

160ページ A5版書籍
出版社:スタンダードマガジン社
出版予定日:12月20日予定
著者:フィッシュバーン真也子

著者よりコメント・・・


 南仏プロヴァンス、その風光明媚な美しい姿とそこで作られた美味しい食べものたちはフランス人ならずとも、多くの人を魅了する。この本は、プロヴァンスのガイド本ではなく、 私のプロヴァンスへの旅の思い出と、 「プロヴァンスの美味しい」を紹介する本。

粉料理研究家の堀井和子さん、代々木上原のお菓子屋さん「LE CAFE DU BONBON」の久保田由希さんなど、プロヴァンスを愛する「美味しいものクリエーター」が参加し、日本でも楽しめるプロヴァンスの味をいろいろな形で表現。プロヴァンスの良質な食材、手軽なレシピ、おすすめSHOPなど、日本にいながらにして、プロヴァンスを感じ、 つい、笑顔がこぼれてしまうようなそんな「プロヴァンスの美味しい」がたっぷり詰まった一冊。

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